ようこそ実力主義の教室へ 2年生編1巻感想 結局誰なんだ⁉️
「ようこうそ実力主義の教室 2年生編 1巻」を読んだので感想を書きたいと思います。
今回続々と新キャラの一年生達が登場し色々語りたいのですが、あらすじから振り返っていきましょう。
あらすじ
「高度育成高校での2度目の春を迎えた綾小路達Dクラス。待ち受けるは試験だけではなく、個性的な新1年生達だった。中学時代龍園と悪名を二分した宝泉和臣、同じ中学出身を名乗り櫛田に接近する八神拓也、気分屋の天沢一夏。4月最初の特別試験内容は1、2年生がペアとなり筆記試験を受け、ペアの合計点が基準を下回れば2年生のみ退学となる。綾小路はどう立ち向かっていくのか」
という感じですが、あらすじからワクワクが止まりませんな😭
この個性豊かな1年生の中にホワイトルーム生はいるのか、どのように綾小路を退学させるのか、それを華麗に綾小路がどうやって阻止するのかも色々と想像が止まりません。では早速本編に入っていきましよう。
- 暗躍
- 実力とは
- 新たなるステージ
- 曲者揃いの1年生達
- 一夏の試験
- DクラスとDクラス
- 退学の足音
- 深まる謎
⒈暗躍
暗躍ではホワイトルーム生と月城理事長との会話ですが、ここで月城がミスを犯しとすれば、刺客として送り込む心理面まで考慮できなかったことですかね。もしここでYESマンのようにホワイトルーム生が働いていればもっと綾小路は追い込まれていたのでしょう。
⒉実力とは
ここでは2年生編から読んだ人でも分かりやすいように、学校の特徴や、クラスごとのポイントをまとめてありまして、改めてBクラスとCクラスの差は2ポイント差しかなく龍園さんが帰ってきた今、一ノ瀬が率いるBチームはそろそろヤバイかもしれませんね。
⒊新たなるステージ
特別試験の説明と月城だけではなく、未だに噛ませなのか、実力をまだ隠しているのか分からない、南雲会長の提案で、各生徒の実力を表示する新アプリ「over all ability」略してOAAなるものが始動されました。このアプリは簡単に生徒の顔、名前、能力が誰でも把握することが出来るという、今回の特別試験だけでなく、これからの特別試験で活用されていくことでしょう。またこれにより明確な実力主事の学園になっていくことでしょう。
⒋曲者揃いの1年生達
特別試験として各々動いていくのですが、一ノ瀬率いるBクラスは1年生と2年生との交流会を開き、学力が低い生徒の助け信頼関係を育んでいこうとする、一ノ瀬なりのやり方で今回の特別試験に挑みます。龍園率いるCクラスはプライベートポイントで優秀な生徒を釣る一方、同じくプライベートポイントとAクラスというブランドで優秀な生徒を獲得していこうと動いていきます。一方堀北率いるDクラスは、1年Dクラスに狙いをつけ動いていきますが、1年生の時のような優柔不断な堀北ではなくクラスのため動いているのが、本当に成長したなと思いますね。
⒌一夏の試験
須藤のパートナーを堀北、綾小路、須藤で探している中、声をかけてきたのが天沢一夏という1年Aクラスの生徒であり、パートナーの条件に手料理を振る舞ってくれとということで、須藤は料理をしたことが無く、仕方なくまだマシな綾小路が料理をすることになり、堀北の力を借りつつ、なんとかトムヤムクンを作ったのですが、これが伏線になっているとは思いませんでした…。また偶然会った七瀬翼と交渉の場を設けてもらうよう、約束を交わした綾小路だが七瀬翼の言動に違和感を覚えたようです。
⒍DクラスとDクラス
交渉の場を設けてもらった綾小路は堀北に連絡し七瀬翼と話し合うのですが、宝泉和臣を攻略しなければ、1年Dクラスと対等な信頼関係を結べないと考えた堀北は七瀬翼に直接会って話せるように交渉し、ついに宝泉との直接対面の約束を取り付けるのでした。この七瀬翼と交渉した場所が図書室であり椎名ひよりが登場するのですが、先を見越して席を取っててくれるなんてなんていい娘なんでしょうか…。でも逆にこれだけってのが引っかかるような。
⒎退学の足音
夜のカラオケルームで宝泉と直接対面し交渉していくのですが、予定の時間より前に堀北、綾小路、須藤はカラオケルームで待ち余裕さを見せて、対等な関係であることを宝泉に感じさせようとしますが、巨額なプライベートポイントを差し出しように要求するしてくる宝泉に対して、堀北から「交渉決裂ね」と宣言されますが、宝泉の思惑としては最初から交渉するつもりは無く、綾小路を退学させるための環境を作ることでありました。そこで天沢と一緒に調理器具を購入しに行った際に、購入したペティナイフを宝泉が取り出し、自身を刺すことで綾小路を退学にさせようとしたとは恐るべし宝泉。しかしこの作戦を考えたのは天沢であり、宝泉だけでは破綻しており、知力は龍園よりは無いような気がしますね。難なく綾小路は自身から刺されに行くことで、1年Dクラスと対等な関係を持ち、ホワイトルーム生に限りなく白に近い宝泉をパートナーにするのでした。
8.深まる謎
ここで月城より、ホワイトルーム生が自分の指示を無視して勝手に動いた事が知らされますが、これが月城よりも上の、綾小路パパの指示なのか、ただの暴走なのかは分からないようです。しかし月城が本当の事を言っているのかわかりませんが、これからホワイトルームからの刺客がどのように動いていくのか気になりますね。ってうか結局誰なんだよ‼️
~感想~
今回、刺客としてホワイトルーム性送り込まれましたが、2年生編1巻ではまだ謎に包まれた存在ですね。しかも1年生のごく僅かな生徒が挑んでいる、特別試験「綾小路 清隆を退学にしたものは2000万プライベートポイントが支払われる」といものにより、様々な生徒を疑わしくしていますね。これも月城の一手なのでしょうが、果たして刺客として送りこまれたホワイトルーム性はいったい誰なのでしょうか。自分としては七瀬翼はミスリードで天沢一夏なのではないかと思うのですが、宝泉の作戦を成り立たせ、綾小路のパートナーとなり退学させるのでなく、あえて須藤のパートナーになることで、自分の手で退学まで追い込もうとしたのではと考えたのですが…。色々と考察しがいがありますね。まだ名前だけで少ししか登場していない新キャラもいたり、1年Cクラスはリーダーが確立していると綾小路は推理していましたが、そこらへんも次巻で分かってくるでしょう。
また特別試験でけでなく、綾小路と軽井沢とのやり取りも見ててワクワクしましたが、もっとシーンがあればもっと良かったのにな…。ちなみに自分は軽井沢恵推しです。