今期の覇権アニメはデカダンスで決まり!!! 1話 感想
凝った世界観と作画のヤバさに驚き!!!
アッという間の30分!!!
スタッフ
はじめに
世界観
Aパート
Bパート
考察
総評
スタッフ
監督:立川 譲
脚本構成:瀬古 浩司
アニメーション制作:NUT
はじめに
NUTの初作品として、話題となった幼女戦記の次に送るのが、この作品「デカダンス」です。完全オリジナル作品であり、有名クリエイターも多数参加しており期待大のSFアニメです。もう、こんなの面白いに決まっているでしょ。
世界観(あらすじ)
突如現れた、未知の生命体【ガドル】により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた世界。その世界で生き残った人々は【ガドル】の脅威から身を守るため全高3000mの巨大な移動要塞【デカダンス】に住んでいる。その中で人々には役割があり、大まかに分けると2つに分類され、【ガドル】と戦う戦士【ギア】と、【ギア】である彼らが戦いに集中出来るようサポートする【タンカー】。ギアに憧れる、タンカーの少女・ナツメは装甲修理人・カブラギと出会うことで、ナツメの人生と世界が大きく揺れ動いていく。
Aパート
主人公・ナツメの父親が地上に降りて探索していたら、ガドルに襲われ隠れてついて来ていたナツメも巻き込まれ、父親と右腕を無くしてしまうのでした。そこから月日は流れ、孤児院で生活していたナツメは、晴れて孤児院を出て仕事に就くことになります。「かの力」へ入隊することを望んでいましたが、入隊する条件に心身ともに健康であることであり、右腕が義手であるナツメには入隊することが出来ず、タンカーとして装甲修理の仕事に配属されます。そこでカブラギ組長と出会います。同じ孤児院の仲間にギアに入隊できないことをからかわれますが、幼いころからの夢であり、落ち込まず真っ向から反論する姿は、純粋でまっすぐな少女ですね。そして最初は嫌な仕事であっても、やり遂げようとするチャレンジ精神も人一倍あり、見てて応援したくなる、好感を持てる主人公です。
自分から自分の歓迎会を開いてく下さいとお願いする図々しさ半端ないWW
カブラギは無口で完璧超人といった感じの
キャラクターなようです。
Bパート
歓迎会をする2人でするナツメとカブラギは、ナツメの夢を聞いたカブラギは、わざわざ命を散らしに行くよりも、ギアの奴らに尽くした方が効率がいいと諭します。しかし夢をあきらめきれなナツメは「かの力」に入隊してガドルを倒して真の平和を取り戻したと反論します。そんなこんなで真面目な話をしていると、カブラギが飼っているガドルが登場。ガドルにも攻撃的じゃない子もいるんですね。こういう突如出現した未知の生命体系のアニメってこういうマスコットキャラ的なのが出るのってあるあるですよね…。
パイプ可愛いWW
そしてナツメが帰った後、メールを受信したカブラギは倒れた人に機械を当ててチップを回収しているようですが、このチップとは何のことでしょうか。また会話している人物の言っている、「エラーコード」「411」「この世界にバグは不要」とはどういう意味でしょう。またカブラギは検挙率が著しく低いということは、カブラギだけではなく、他にも回収役が居るということなのでしょうか…。
ある日移動要塞デカダンスに進行するガドル群を補足し向かい打つことになるのですが、仕事をしていたナツメとカブラギは、避難するのですが上で作業していたお調子者の同僚により、一緒に地上へと落ちてしまうのですが、ここで謎多き組長、カブラギがギアの装備借りて無双します。ギアの人たちも驚いていたので、やはりすごい人ですよ、組長。ギアの人たちは飛んでいる描写がありますが、ガドルが展開したゾーンに入ることで、ナツメやカブラギの体も浮いていたので、これはガドルのゾーンによる影響なのでしょう。というかとにかく戦闘描写の作画が凄すぎる。幼女戦記で培った技術がより洗礼されており、3DCGも上手く使われており躍動感が半端ない。
そして最後は鈴木このみさんの曲に合わせて、移動要塞デカダンスの変形シーンからのパンチングにて巨大ガドル殲滅して第1話が終わりました。
最後にゆるキャラたちが歩いている描写がありましたが、あれは一体何なのでしょうか…⁉
考察
まず最初に冒頭でナツメの父親が「やはりこの世界はおかしい」と言っており、1話でも数大きくおかしいと感じさせる描写がありました。それは最後のゆるキャラたちが歩いており、オキソンを注入後再起動を実行してくださいというセリフがありますが、これは、この荒廃した世界が仮想世界であり、本体の人間はデータとして管理されており、ギア=ガドルに支配されている。そしてカブラギはガドルの命令を受けて、反乱分子=エラーコードの人間を回収している。つまりこれは同族、ガドル同士の戦いだと思ったのですが、たぶん違いますよね💦
総評
かなり凝った世界観であり、またそれだけでなくまだ何か隠れているような描写が節々と感じる場面が多々ありましたが、それがいかに紐解かれていくのか気になりますね。また純粋でまっすぐなナツメが、どういった経緯でかの力に入隊するのか、それとも別な組織へ入るのか、どういう展開になるのか気になりますね。この作品のテーマとしては、夢見る少女と夢を失った死んだように生活しているカブラギがお互いに影響を受けて、成長していく少女を傍らで見てもう一度若かりし頃の夢を取り戻すことでしょう。1話ではまだ分からないことが多かったので、継続して視聴していきたいと思います。
最後にこの作画とてもエモい!!!