「今期のなろう枠」魔法学院の不適合者 1話 感想レビュー
ザ・なろう系のお通りだー
正直見ててきつかった！！！！
スタッフ
はじめに
Aパート
Bパート
総評
スタッフ
原作：秋
総監督：大沼 心
キャラクターデザイン：山吉一幸
シリーズ構成：田中仁
制作スタジオ：SILVER LINK
はじめに
小説かになろう原作で、現在は電撃文庫で刊行されており100万部を突破しており大人気作品です。内容としては俗にいう俺TUEE系です。あらかじめそういう認識でご視聴下さい。
Aパート
冒頭の1、2分は2000年前の魔王の説明から入ります。そして暴虐魔王の血を引くもの達を新たな魔王に育成するための学園「魔王学院」に主人公が試験を受けに向かうところから始まります。
ヒロインである、ミーシャ・ネクロンが落とした手紙を主人公である、アノス・ヴォルディゴードが広い上げて渡すというお決まりな出会いをした後に、どこからどう見ても咬ませ役である、主人公を引き立たせるキャラクターが絡んできます。その内容も試験の日に親同伴で来ているなんて子供だねみたいな。絡んでくる内容がショボすぎる。
咬ませ役を出すにしても、もっとちゃんとした内容の方が咬ませ役の方もキャラクターとして引き立つのにこのままでは、主人公の格好のエサでしかありません。まあいいようにやられるんですがね。
そして試験が始まり、実技試験では受験生同士で決闘を行い敗者は不合格といったものでした。そこでまた校門で絡んできた咬ませキャラとの決闘が始まります。
咬ませキャラの使い回しかい…。
そんこんなでイキリ散らしてきた、咬ませキャラを心臓の鼓動だけで全身の穴から血を吹き出させ、殺します。そして殺した後はまた蘇生魔法で生き返らせます。それを繰り返し見せることで、あいつやばいよとなるわけで、それを見せている俺スゲーなのでしょうか。あまりついていけません。また突然わけのわからないギャグを突っ込んできますが、マジで無の時間です。
「3秒以内に蘇生魔法(インガル)を使えば、
リスク無しで蘇生できる。」
「これが俗にいう、3秒ルールだ！！！(このドヤ顔)」
Bパート
魔力、適正検査を終えた、アノスは合格祝いにミーシャを自分の家に招待します。そして聞かされるアノスの凄いところ10選みたいに両親総出で褒めちぎり、料理を振舞ってくれます。生まれて１か月で学園に合格するとは、どういことなのか。この世界では当たり前なのか、標準が分からないので、凄いのか良く分かりませんね。またアノスは意外と両親思いのようで、早とちりする両親ですが慕っているのが会話やシーンで読み取れます。そして母親からミーシャにこの子のどこがいいのか聞かれるのですが、優しいところと答えるのですが、その理由が手紙を拾ってくれたところというのですが、それだけで優しいなんてどうかしてるぜ。
「ちょろインすぎるでしょ…。」
そして合格祝いを終え、ミーシャを家まで送るのですが、ミーシャとの会話で両親は忙しく、姉は騒がしいとのことで、これからのミーシャ関連のストーリーで関わってくるのでしょうか⁉
ミーシャとイチャイチャしながら、送っている道中で闇討ちにあうアノス。闇討ちしてきたのはなんとまたあの咬ませキャラ。あの咬ませキャラはなんと、皇族でありその兄貴が登場し、アイン達の前で、みじめに負けた弟は皇族に相応しくないと殺します。
このキャラ何回殺されれば気が済むんだ。
そして、兄貴「リオルグ・インドゥ」との戦闘になりますが、起源魔法なる大魔法をアノスにぶつけますが、全くの無傷で立っていました。命の危険もある大魔法を見せてくれた恩として、死んだ咬ませキャラをゾンビとして生き返らせ、兄弟同士で戦わせ家族とは何かと説教してきます。しかし簡単に弟を殺した兄が簡単に改心するとは到底思えず、思い出のワンシーンを挟んで実は弟のことを思っていましたよ。みたいな浅はかな感動シーンをぶっこまれても、正直何も感じません…。結局2人とも相打ちとなり、世話の焼ける奴らだとアノスがいい、２人を蘇生して、強くなったらまた来いと言葉をかけて、俺こそが暴虐の魔王だと名乗るのでした。
2000年前の魔王が転生しこれからの学園生活がいざ始まるという感じの1話でした。
総評
どこかで見たアニメのテンプレの数々であり、全くワクワク感もない、無の時間が流れるアニメでした。いい所といえばヒロインが可愛いのと主人公であるアインが個性的なキャラクターであることぐらいでしょうか。ストーリーは正直言って平々凡々であり、お決まりの咬ませ役が出て来て、それを主人公が瞬殺するというものです。これを見てて何も得ることは無く、ただ爽快に敵を倒している主人公を見て、見てる側も爽快になればいいのですが、はたしてこれは本当に見て爽快になるのか、疑問に思ってしまう内容でした。
まだ1話目なので何とも言えませんが、これからもこのアノス君の俺TUEEを見届けるとしましょう。
